誰も設計事務所に依頼し、設計から監理をしてもらったら完全で希望のものができると思う。
当然の事です。
しかし実情は、違うかもしれない。
何故か!?
色々な業種の関係によって、建物は完成する。
全ての業者の絡み合いと言ったほうが正しいかもしれない。
先ず元請業者から下請け業者の関係が始まる。
つまり、この間で値引き交渉がある。
許容範囲、の交渉が成立したと誰しも思う。
そうであれば、問題はないかもしれない?
また元請業者の経営が窮屈な場合もあって、ならぬ無理を言っているかも知れない。
むしろ、その場合が多い。
そうでなくても、無理な金額を吹っ掛ける場合が普通である。
(下請け業者が設計事務所に「○○工事は設計から落ちていた。
と、元請け業者が言った」です。)
特に現在は、不景気と言われる時です。
便乗して、予算があっても無いと言っているのが実状です。
どの部門も、材料と労力によって工事総額が算出されているから
、材料の価格調整に重きがおかれることになる。
つまり、一等~五等までの品質があるとすると、見かけの品質を下げると
見破られるので、素人や下手な監理者(資格を取得して7年以内程度や
現場経験の乏しい建築士)に気づかれないように混合して施工するのです。
一番分かりにくい材料のトップが、『屋根材』特に昔から(石州瓦)です。
殆どの、建築士は見分けがつきにくいのです。
私は、現場によっては、瓦も自ら葺きますので、一見すれば分かります。
全体の半分程度『契約時』見せた、指定品を納め、後の半分は、それ以下の品質となっています。
工事終了前の納品は、混合されるか、これまでの納品程度より尚下げたものになっている
場合があります。(商品に疵のある物も含む)。
何故か?と言うと。
施主に至っては、高いところには上がれない人も多い。
監理建築士の中にもそのような方もいます。
分かっていても(財団法人○○県環境保健協会:建設工事材料等試験)等の発行した
『公の証明書』を提示しないと、取り替えを命じることはできません。
また施主に現品を並べて説明しても、見分けることは至難のことです。
ところが、このこと(材料の不適)が原因で葺き替え又は、補修が始まる例は稀ではありません。
近年関与した、葺き替え工事の殆どは、この不良品質の混ざりと不適な材料の使用が原因
です。
次に電気工事。
指定または、内線規程のサイズより、一段小さい太さのコードを使う。
普通『コンセント配線』は、VVFケーブル2.00mmです。
電燈の配線はVVF1.6mmです。
設計書の仕様にかかわらずVVFケーブル1.6mmで全部の工事をする場合があります。
(電燈とコンセントを混合で配線する)
元請業者の示す低廉な価格の契約からなる場合と、工事店の貪欲経営又は、悪しき業界の慣例。
この指摘は、当然監理建築士が行うべきですが、電気の設計知識をもたない設計士の場合もあります。
つまり電気の設計は、設計事務所そのものが、下請け業者(その地方の電気工事会社)
に委ねているのです。
*公共施設や大電流を要する設備機器を建物内に設ける場合の、この機器に対する配線は、
このような事はありません。
小中規模の増築や小規模の建物・一般住宅に多いのです。
この二業種が建築工事の世界でSa○○の業種の代表と言われて久しいことです。
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