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2013年3月8日金曜日

チェンソーの事(故障診断・対処法)

林業機械である並行輸入のチェンソーについて

STIHLは対面販売を方針にしています。皆様ご承知の通り。


では、指定の店がこの並行輸入品の修理依頼を

『並行輸入品』であると言う理由のみで「断った」場合、

法的(独禁法)にどのようになるか?

インターネット上にも弁護士の解説が載っておりますので参照ください。



今やインターネットでの購入の割合が主流になるのではないか?

と思われる時代を迎えております。

実際の販売件数は不明ですが、その数値は増す一方だと思います。


実例です。

他店の販売した製品を理由に、『修理』等を断った店があり

その姿勢を客が嫌がり、他店に移動しその結果経営不振になった事があります。

そのような事が起こらないことをお祈りします。


私は、少しの間機械について学んだ経験から、殆どの機械は

自分で修理します。(大型トラクター等も含め)


以前、「当時の和光商事」の扱っていたホームライトと言うチェンソーがありました。

買って間もなく、チェンソーのシリンダーの中に外れたボールベアリング

のロール一個が先頭に詰まり機械が壊れたことがありました。


その時関係した部品を戻してもらって、自分で取り替えました。

以後15年余り使用、現在も置いております。
(チェンソーのことについては、詳しいことは省略します。)



エンジンの構造を理解していれば、あまり考えなくても工具

さえあれば問題はないと思います。


エンジンがかからない場合、考えられる理由と対処法。

1、シリンダーまで燃料が行かない。
症状:プラグが乾燥している。
プラグから火(青い火)が飛んでいる。
赤い火の場合は、プラグの交換。


▲対処法:シリンダーに直接燃料を供給する。

プラグを外し、油指で一二滴シリンダーの中に給油する。
その結果、連続しなければ燃料系統の問題ですから
燃料フィルターやホースを調べる。
フィルターが変色していると新品と取り替える。
ホースが固くなっていると、新品と取り替える。

2、電気系統の故障は
エンジンが温まった時、エンジンが止まる。
スターターロープを引いてもかからない。

▲対処法:エンジンが温まったままで、点火プラグを調べる。
火が飛んでいない場合は、
イグニッションコイル・ユニット
の交換。

3、空気が十分に入らない。
プラグを外してみると燃料で濡れている。

▲ 対処法:エアーフィルターを掃除する。
(説明書をよく読み、指示通りに清掃をする)。
強力なエアーを使ってはいけない場合(最近の製品に多い)
古い製品のエアーフィルターは、ガソリンを使うように指示したものがもある。

上記簡単に・・・『困った時に参考に』してください。


■ 保管時

1、残ったタンクの中の燃料は全て抜く。

その後、エンジンをかけてアイドリングのまま止まるまでまわしておく。

2、エアーフィルタの清掃を完全にする。

3、エンジンのフィン(fin)の中の塵を綺麗に取り除く。

4、ソーチェンを緩めるか外しておく。無論スプロケット周りの掃除。



◆長期に使わない時は

上記1~4を行った後、シリンダーの中にオイル1~2滴入れて、スターター

ロープを軽く引いてシリンダー内の錆止めをしておくと良い。

その後圧縮のところまで、スターターロープを引いて止める。

そうすると、電気関係も保護されます。




修理は自己責任でお願いします。




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